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M2Mグローバルカバレッジへの課題

ZDNetからの記事です。

The machine-to-machine (M2M) market presents huge growth opportunities and revenue-generating possibilities, but service providers and telecom operators will need to resolve fundamental issues of ensuring global network coverage and lower roaming costs in order for the potential to be realized.
ZDNet

M2Mの成長ポテンシャルは非常に大きいと見られていますが、今後サービス・プロバイダや通信オペレータは、ネットワークのグローバルカバレッジの確保やローミング費用の低価格化などの問題を解決していかなければなりません。以下、本文ちょっと長めですが抄訳を載せておきます。

『GSMAとMachina Research社によると、今日約900万台のデバイスがネットワークに接続されているが、2020年にはこの数は約2400万台まで増加すると見られている。また2016年までに、モバイルオペレーターによるM2M関連のレベニューは1兆ドルに達する見込み。ちなみに2011年は1620億ドルであった(by Machina Research)。

リサーチ会社のBerg Insightが今年発表したデータによると、2011年のワイヤレス接続数はグローバルで1億800万。その数は2016年には3億5930万にまで増加すると予測されている。中でも中国がその成長の牽引役になると見られている。

ネットワークの分断とコスト

グローバルM2Mの実現においては、各国間のモバイルネットワークの分断という大きな課題がある。M2Mのグローバルカバレッジを実現するためには、企業は地域毎に複数のモバイルオペレーターと契約剃る必要がある。このことがM2M導入の敷居を高くしている要因の一つだ。

さらにBerg Insightにおれば、ユニバーサルM2Mネットワークを実現するには2つの道があるという。一つは通信オペレータ同士のコラボレーション。もう一つはサービスプロバイダによるプラットフォームの標準化だ。例えばVodafoneは自前のグローバルネットワーク網やパートナーシップを利用して、グローバルM2Mサービスを展開しているが、それでも中国や米国の一部(CDMAを利用するVerizonがパートナーのエリア)はカバーし切れていない。

シンガポールのSingTelはアジアの13カ国で構成される「ブリッジアライアンス」を構築し、M2Mによる法外なローミングコストをこのパートナーシップによって緩和しようとしている。

Customize of verticals

今後予測されているような大きなレベニューを実現するためには、オペレーターは様々な分野における市場の要求を深く理解する必要がある。オペレーターと企業が将来のM2M市場や技術を見据えた、戦略的パートナーシップを締結することが重要だ。またオペレーターは今後起こるであろう「データの大洪水」にも備えなければならない。モバイルネットワークの増強が急務である。

中でも特に、グローバルオペレーターにおいては、異なるプラットフォーム上でのSIMの認証という課題に対処する必要がある。
ここまで

国をまたいだM2Mモバイルネットワークの接続性という課題は、やはりできるだけ早期に解消されなければいけない問題でしょう。例として挙げられているVodafoneは、最も広いカバレッジを持つモバイルネットワークオペレーターですが、それでも中国やブラジルといったM2Mの成長ポテンシャルが最も高いと期待されている国において、永続的なローミングが認められていないという課題によって、グローバルカバレッジは十分実現できていないのが現状とのこと。

M2Mネットワークの真のグローバル化のためにも、こういった障壁は早急に解消されることを願っています。

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