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スマホにつながるコーヒーメーカー

CEATECが始まりましたね。

主に家電のトレードショーですが、M2Mに関する技術も多数展示されるようですね。そこでこれ。最近流行りの「スマホに繋がるホニャララ」をご紹介します。

スマホにつながるコーヒーメーカーをCEATECに出展 ~アプリでカスタマイズや機能追加が可能に~ – MSN産経ニュース.

今回展示する「スマホにつながるコーヒーメーカー」では、気温や天気に合わせて湿らせ具合や蒸らし時間を変えたり、豆の種類や味の好みでお湯を注ぐ回数や量を変えることが可能です。
msn産経ニュース

これは果たして利用されるのだろうか?

「スマート家電」といえばすぐに「スマホ」という構図が出来上がってしまっている気がしますが、まぁそれはそれとしてアリな部分も、アプリケーションによってはあろうかと思いますが、それだけじゃないんじゃないでしょうかね。

猫も杓子もスマホに繋がる云々を右へならえでリリースしてますが、せいぜい中身は「ネットと連動することにより好みに合わせたxxを紹介」だったり「衣類に合わせた洗濯方法や洗剤を提案」とか、単にネットを自分で調べる手間を少しだけ簡略化しました程度で良しとしている感が見て取れて、先行き不安を覚える。

家電に求める「スマートさ」がどういうものか僕には今のところ見当もつかないですが、少なくとも「スマート家電」の最終的な着地点は、スマホと繋げて云々ではないのではないかと思っている。

〜〜の提供するM2Mの技術を活用し、さまざまな家電機器もスマートフォンにつなげることにより、お刺身の解凍も、電子レンジでの調理も、衣類の絡まりや痛みを抑える洗濯も、おこわの炊き方等々も含め、インテリジェントな機能をすべてスマートフォンのアプリとして実装することで、スイッチやボタンの無いシンプルなデザインの高機能かつ安価な家電機器を実現することができます。

これにしても、おこわの炊き方や刺身の解凍にしても、スマホ側のアプリでわざわざ実装するよりも、家電自体にその機能をもたせればそれで済む話で、何もわざわざスマホからコントロールする必然性はないのではないかと思うわけですが、どうでしょう。スマホ無くしたらどうしようもないですしね。

刺身を解凍したければ、対象物がまず刺身であろうということを理解するセンサーを使いオブジェクトを判別して、冷凍状態を検知するセンサーを使って状態を把握し、それに合わせてデバイスが自動的に最適な調理方法や解凍方法を選択し、何かうまいことする、ってのがスマートかなと思うわけです。

そこにM2Mを絡めるのであれば、例えば冷蔵庫であればやはり在庫状況(恐らく限定的な品目。決まったところに保存される卵とか牛乳とか、そういったもの)を自動的に取得し、それを食品配送業者に提供し、特に意識することなく補充させるとか、テレビであればそれこそリアルタイムで本当の視聴率も計れるだろうし、双方向のリッチコンテンツだってすぐ実現できるだろう。インターネットに繋いで云々というのは、高齢者には無理。その点携帯回線を使ったM2M通信は簡単でいい。

ユーザーというのは往々にして、自分が何を欲しているのかわからないものだ。iPhoneの成功がいい例だ。iPhoneが出た直後の日本の「専門家」達の意見は辛辣なものが多かった。蓋を開けてみれば今ではiPhoneやiPhone-likeなスマホ一色だ。

メーカーが主導してイノベーションを起こす必要がある中で、いい加減「スマホと連動」などと言って喜んでいる家電メーカーやソフトハウスは、目を覚ましてもらいたい。

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