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ソフトバンクグループのM2Mビジネス戦略「M2M最適提案のコーディネーター役に」

先日の報道にありましたが、米携帯電話第3位のスプリント・ネクステル買収に向けて交渉を開始したと伝えられているソフトバンク。そのソフトバンクが掲げるM2M戦略についてです。

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国内のM2M市場で特徴的だなと思うのは、利用用途として「デジタルフォトフレーム」が最も大きなシェアを占めていること。あまり使ったことありませんが、うちにもあります。これはソフトバンクなどを始めとする各携帯電話会社が「タダ」で配るみたいなサービスをやりだしたから一気に広まったみたいな背景もあるんじゃないでしょうか?例外として捉えていい気がしないでも無いです。

それを除けば、遠隔監視が26.9%で2番めにつけ、その後決済関連、テレマティクスと続きます。デジタルサイネージが0.3%と意外なほど期待はずれな状態にありますが、ある筋から聞いたところによると、震災以降になって新規の案件がパッタリと減り、既存のものについても節電ブームやらで撤去されるケースもあったりして、サイネージ市場が一気に冷え込んでしまったそうです。ただLTEなどの高速通信がもっと安く身近になれば、ここはきっと浮上してくる分野かと。

そういった様々なアプリケーションがありますが、それらに共通して言えることは、モバイルを活用したM2Mが伸びているという点だそうです。

通信回線事業者として、ネットワーク周りのサービスや基盤を提供しつつ、SIerなどとアライアンスを組んで、ユーザーにエンドトゥエンドのM2Mサービスを提供するという取り組みを、ソフトバンクでは進めているとのこと。

気になる点としてはやはり「グローバル展開」を視野に入れているという点か。国境を超えての動態管理やアセットトラッキングは、どうしても技術的な困難が伴います。国ごとに周波数や通信方式が異なっているのはもちろん、物理的に繋がったとしても、ローミングの費用がバカにならないケースがほとんどではないでしょうか。

「キャリア間で何らかのルールを作り、企業がグローバルに出ていきやすい環境づくりが必要」との弁がありますが、恐らく複数キャリアでアライアンスを結び、費用はもちろん、SLA(サービスレベル・アグリーメント)や技術面でのある程度のコントロールをお互いにできるようにしていく必要があると思いますが、一筋縄ではいかないでしょう。そのあたりを十分承知しているからこその、今回の買収だったんだろうな、と感じます。

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