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M2M/IoTの情報プラットフォーム

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中国のM2M事情

こんにちは。
M2Mboxの中の人です。今日は仕事で中国に来ています。

まずは上海、次に南京、それから長沙に移り、最後に青島。
5日間で4都市を訪問するので結構なハードスケジュールです。

あえて言うまでもないことですが、M2Mは省力化、無人化に繋がるので、これまでは人件費の高い先進国を中心に発展してきた技術です。しかしここに来て中国でもM2M化の流れが随分と進んでいます。これには恐らく2つほど理由があって、一つは中国の人件費が高騰してきたこと。もう一つは中国企業がどんどんグローバル化してきていることなんだろうなと。

中国の人件費の高騰はそう言われだしてもう随分と経ちます。世界の工場として存在感を示していましたが、今は少しずつベトナムなどを始めとする東南アジア諸国に移りつつあります。これまでは安い人件費を利用して人が管理すれば足りていたのが、なかなかそうも行かなくなってきて、M2Mという仕組みを利用して無人化していこうという流れが確実に中国でも起きています。「無人化」というキーワードだけ見ると、むしろ日本よりもその傾向は強い分野もあるくらいです。

そしてグローバル化。中国内だけでも相当大きなマーケットですが、元来の性質なのか、マーケットの閉塞感があるのかはよく分かりませんが、とてもアグレッシブに世界に打って出る企業が増えてきているようです。自動車なんかはまだまだこれからでしょうが、重機や家電、通信機器などの分野では既に世界でもかなりの存在感を示しています。そこで、グローバルでそういった機械、機器などの一元管理を実現し、M2Mを利用して統一したサービスプラットフォームを顧客に提供しようという流れが加速しているようです。

そのスピード感たるや、物凄いです。日本のお客さんと接していると、やれ導入予定は3年後を目処にしていて、今年いっぱいは情報収集して来年あたりから、やんわりとパイロットプロジェクトを1年ほど続けてみて、その結果次第でやるかやらないか決めます〜〜〜とかよくあるケースだと思いますが、ここ中国では「やる、決めた。半年後スタート。以上」みたいなのがザラです。

どっちがいいかってのは一概に言えませんが、M2Mというモノ自体既に20年ほどの実績のある、ある意味「枯れた」コンセプトなので、やるかやらないか決めるのに数年使うというのは、ちょっと慎重すぎるかなとも思います。十分検証することはもちろん大事なんですがね。

ま、そんなわけで僕は、日本の超保守的なビジネスの運びと、中国の超アグレッシブな動きの間で日々のたうちまわっているわけです。また何か面白い動きとかあればレポートします。

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