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グローバルM2Mトレンド ベスト10 – Voice&Data

Voice&Data サイトより、今後のグローバルM2M市場動向の予測が載っていたのでまとめておきます。AT&T社による予測なので、ともすると米国寄りの予測になっているかもしれませんが、僕の肌感覚としても同意するところは多いので、M2M業界に身を置く方には参考になるんじゃないかと思います。

10 M2M Global Trends – Voice&Data.

    1. 既存のM2Mユーザーはより多くのデータを消費するようになる
    2. M2Mソリューションは、水平・垂直市場の双方においてより成熟する
    3. 高速通信モジュールが増加
    4. M2Mアプリケーションのセキュリティが最も必要な事項となる
    5. より詳細なデータ分析が最大の “want” になる
    6. データ分析の分散化、リアルタイム化
    7. クラウド化とネットワーク化の一体化が進む
    8. 「巨人」が踊りだす
    9. 先進国の取り組みにグローバルの成長が追いつく
    10. ニッチからメインストリームへ

    以下それぞれ補足しておきます。
    1. 既存のM2Mユーザーはより多くのデータを消費するようになる
    これは #3とも絡んできますが、これまでロケーションのみのモニターをしていたようなところが、アプリケーションの成熟化などによってより多くのデータポイントを取得するようになってきます。

    2. M2Mソリューションは、水平・垂直市場の双方においてより成熟する
    例えばプラットフォームの各レイヤー(データ、デバイス、セキュリティ等)がそれぞれ強みを活かして、M2Mソリューションの水平展開を進めるようになります。と同時に、ソリューション志向の垂直型アプリケーションも、より成熟化が進みます。

    3. 高速通信モジュールが増加
    4G/LTE化が進んで、その結果#1でも触れたように、取り扱うデータの量は加速度的に大きくなると見られています。ただ僕の意見としては、これはあくまでバーティカルで見た時に、例えばセキュリティカメラや自動車向けのインフォテインメントシステムなどのように、大量のデータを必要とするM2Mへの需要が増加すると同時に、すでに成熟した分野(産業機械の監視など)においては、これまでと変わらず洗練された少量データのやり取りが続くのではないかと思います。2極化するかもしれません。

    4. M2Mアプリケーションのセキュリティが最も必要な事項となる
    M2Mソリューション導入初期の段階では、ROIが最も必要とされる要素になりますが、ROIが広く周知されてくるにつれ、その対象はセキュリティに遷移してくると見られています。

    5. より詳細なデータ分析が最大の “want” になる
    集めたデータをさてどう料理するか?M2M導入によってデータを収集できることがはっきりした次のステップとして、データの深い分析をする需要が高まります。M2Mを導入した企業は自分たちが果たして何を求めていたのか?そして何をすればいいのか?この問いにはっきりと答えてくれるようなツールが求められるでしょう。

    6. データ分析の分散化、リアルタイム化
    M2M導入の初期段階では、既に収集したデータに対してどうアクションするかという、受動的なデータの利活用がまずは進みます。しかしソリューションが成熟するに従って、それぞれの状況に最適な異なるステージでのデータ利活用が進みます。地理的な場所であったり、あるいはタイミングであったり。そして意思決定は最適な状態で分散化されるでしょう。

    7. クラウド化とネットワーク化の一体化が進む
    「クラウド」と「ネットワーク」は別のものとして、それをインテグレートする形でM2Mの導入は進んでいます。確かに違うものですが、両者の一体化は一層進むと見られています。

    8. 「巨人」が踊りだす
    業界の巨人たち、例えばGEやGMなどは、自社の製品のM2M化に強くコミットしています。この流れは大手・中規模の製造業者へ広がり、M2Mの導入がより進むでしょう。

    9. 先進国の取り組みにグローバルの成長が追いつく
    B2B、コンシューマ向け共に、米国・日本・欧州諸国が現在はM2Mをリードしているという状況です。この流れはそれ以外の国々にも波及し、特にアジア圏、ラテンアメリカにおいて導入が加速すると見られています。

    10. ニッチからメインストリームへ
    これまではニッチとも言えたM2Mですが、様々なソリューションがM2Mを取り込み、成熟化しつつある中で、M2Mはより主流のソリューションになるでしょう。

    途中、僕自身の意見なども加味して紹介しました。興味ある方は是非原文の方もご参照下さい。
    M2Mを導入する要因の一つとして、早く導入して先行者利益を得たいという動機がかなりの割合であることが知られています。しかしM2Mの導入自体は最早当然の流れになりつつあり、今後はより成熟したデータの利活用をいかに実現できるかが、企業の成功の鍵を握っていそうです。

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