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M2Mをマネタイズする4つのキーポイント – RCR Wireless News

M2Mの導入が加速し、一部の調査では9割以上の企業が2016年までには、何らかの形でM2Mに関わっていくだろうと言われています。M2Mを導入するのが当然であるという世論が形成されつつある昨今ですが、全ての導入企業が効果を上げることは本当に可能でしょうか。

メンテナンスが必要な産業機械等においては、既にかなり導入が進み、メンテナンスの効率化やコストの削減等、具体的な効果は見られます。その一方でM2Mを導入を推進する要因として上位に上げられているのが、新たなビジネスの創造。つまりM2M導入により新たなレベニューストリームを開拓することです。

M2Mマネタイゼーションと言われるところですが、新しいビジネスモデルを創造しなければならない分、コスト削減を実現するよりも難易度は高くなるわけですが、それを実現するためのキーポイントが紹介されている記事がありましたので、ここで紹介したいと思います。

Reality Check: Four keys to monetizing M2M efforts (hint: it’s not just about technology) – RCR Wireless News.

現状M2Mソリューションはかなりフラグメント化されています。テクノロジーだけではなく、サービスや顧客との接点も含めた総合的なワンストップのM2Mソリューションを横展開していくことが重要であると説いています。今日そのような総合的なM2Mソリューションを提供できるプロバイダーは皆無です。この筆者は通信キャリアが、M2Mの統合的なサービスを提供すべきであるという立場のようです。

そしてM2Mのマネタイゼーションには以下の4つの点が重要であると説きます。

1. ネットワークの継続的な増強
通信キャリアは既に相当の投資を行っていますが、これこそが正にM2M成功のいろはの「い」と言えるでしょう。LTE等への投資はもちろんですが、カバレッジの拡大や新たな周波数の獲得など、あらゆる手段でキャリアサービスの拡大を図ることが重要です。

2. OEM (Original Equipment Manufacture) との強いパートナーシップを構築する
テクノロジーももちろん重要ですが、ブランディングや様々なお客様に合わせたソリューションのカスタマイズ性の高さなども重要です。したがってOEMと強固なパートナーシップを組み、通信キャリアのネットワークサービスにインテグレート可能なソリューションを、キャリアのサービスとして提供していくことが重要です。

3. フレキシブルなソリューションで顧客の具体的な課題を解決する
これまでのM2Mに関するディスカッションは、例えばグローバルでのコネクティビティであるとか、プロセス管理の最適化であるとか、ある意味大雑把なものが中心でした。一方で具体的な課題の解決といった議論は非常に限定的でしたが、M2Mからレベニューストリームを生み出すには、これこそが起きなければいけない事象なわけです。

そのためには、やはり通信キャリアがフレキシブルでかつ、オールインワンのソリューションを提供することが重要です。

4. 自動化および顧客のセールスプロセス全体の管理
M2Mで自動化やプロセス管理は実現できますが、面倒は御免です。ここでもやはり通信キャリアが、ビリングや分析、レポート機能などをパッケージ化したM2Mソリューションを提供すべきです。

このように、記事によればM2Mのマネタイゼーションにおいては通信キャリアが大きな役割を担っています。そして現時点ではかなり高度にフラグメント化されてしまっているM2Mソリューション全体を、よりシンプルにフレキシブルなソリューションを提案していかなければならないとの見方です。

確かにそれはその通りです。
私としても、そしてこの業界に身をおく多くの人達の意見としても、よりインテグレートされたソリューションが提供されることが重要であるという認識が主流だと思います。ただ、それをどこが担うかという意味では、今はまさに群雄割拠の戦国時代といった様相を呈しています。

いずれにせよ、M2Mがこれから益々面白くなってくるのは間違いないでしょう。

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