m2m box

M2M/IoTの情報プラットフォーム

By

太陽光発電のメンテナンスサービス市場が拡大 – 日経テクノロジーオンライン

太陽光パネルのメンテナンスサービス市場が大きく成長するという話題。これぞ遠隔監視という例です。

太陽光発電のメンテナンスサービス市場は2020年度に604億円、2013年度比3.7倍に、富士経済が調査 – メガソーラー – 日経テクノロジーオンライン.

2020年には、遠隔監視・状態監視サービスの規模は、2013年比で5.5倍にまで成長すると見られています。

先日このブログの「ここまで来たメンテナンスのデジタル化:日経ビジネスオンライン」というエントリーで、CBM (Condition Based Maintenance) という概念を紹介しました。

太陽光発電の市場においてもこの考え方は有効ではないかと思います。再生可能エネルギーへのシフトが進み、2016年の電力小売市場の自由化を控え、太陽光発電の需要は引き続き拡大する中、発電事業を担う企業にとって、発電量を確保することは収益に直結する重要な課題です。そこで太陽電池メーカーは、製造業からCBMを活用したサービス業への脱却が必要なのではないかと考えます。

太陽光発電事業という市場の伸びに反して、多くの太陽電池メーカーが赤字に陥り、過当競争の中でプレイヤーの淘汰が進んでいます。メーカーの大半を占める中国においても状況は変わらないといいます。

やはりここでも、モノとしての太陽電池を製造して勝ち残るのは、やはり厳しいと言うべきでしょう。

太陽光パネルは、出力を確保するために定期的なメンテナンスが法律で義務付けられています。発電事業に参入する企業にとって必要なのは、太陽光パネルというモノではなく、収益を確保できるだけの発電量です。これを担保するために、法定メンテナンスに加えて性能の診断や洗浄などのサービスビジネスが拡大する、というのが今回紹介している調査結果です。

ここがまさに、CBMという概念が主役に躍り出る分野です。M2Mは製造業のサービス化を実現します。太陽電池メーカーは、過度な価格競争に晒されているパネルなどを販売して収益を上げるモデルから、一定の発電量を生産できる仕組みやサービスを売るモデルにシフトする時期に来ているのかも知れません。

日本にはこの分野でも競争優位に立てる技術があります。この技術を活かし、太陽光発電をサービスとして提供できるビジネスモデルを構築できれば鬼に金棒な気がしますが、どうなんでしょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 太陽光発電のメンテナンスサービス市場が拡大 – 日経テクノロジーオンライン
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Share on LinkedIn

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です