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誰がIoTの「神プラットフォーム」を作るのか | Forbes

家電が日々スマート化しています。近いうちにネットワークに繋がらない家電は市場から駆逐されてしまうのではないかという勢いです。IoTというコンセプトが家電に新たな命を吹き込み、それぞれがネットワーク上で高度に抽象化、ソーシャル化され、人々の生活を変えようとしています。

そんな未来が現実的になるために現在決定的に欠けているピースが一つあるとすれば、それは「IoTのプラットフォーム」です。デバイスの種類やメーカーを問わず、あらゆるものがそのプラットフォームを介してお互いにセキュアに繋がり、あたかも人がコントロールしているかのように情報を発信し、SNSに自律的に参加し、インテリジェントなアウトプットを生成するための、統合的なプラットフォームです。そのようなものは今のところ(私が知る限り)存在していません。

今日紹介する記事は、元々Tim O’Reilly氏が発した以下のメールから派生している、多くの人達のメールのやり取りが記事になっているものです。

“Household devices are getting smarter these days: the so-called Internet of Things is bringing software-controlled thermostats, lighting, and other appliances into the mainstream. Many companies are fighting for a piece of the pie, but Logitech is taking a different approach…

(文中の太字は筆者によるものです)

引用元: Who Will Build The 'God Platform' For The Internet Of Things?.

Logitecという会社を聞いたことがある方は多いと思います。パソコンの周辺機器やネットワークのハブなどを中心に販売している、いわばPCデバイスメーカーと言っていいでしょうか。

今Logitecが様々な家電メーカーなどにアプローチして、IoTのプラットフォームを準備しようという動きに出ているようです。これは正直驚きです。

この記事になっているメールのやり取りはかなり長いので、それぞれの内容には触れませんが、全体として現在まだ実現がそう簡単ではないホームオートメーションのような市場は、言ってみればスマートフォンが登場した当初のような様相を呈しています。つまり、iPhoneが出たての頃はまだスマートフォンを使う敷居も高く、一部のギークが喜んで使うようなものでしたが、最終的にはいわゆるフィーチャーフォンを完全に駆逐してしまいました。

家電(スマート家電、ホームオートメーション)でも同じことが言えます。現在はまだ普及しているとは言えませんが、いずれ普及するのは間違いないでしょう。GoogleによるNextの買収などで弾みがつくのではないでしょうか。

しかし家電が繋がることと、スマホが普及することの大きな違いは、IoTのプラットフォームの有無です。スマホにおいては、2大巨頭のAppleとGoogleがそれぞれプラットフォームを牛耳って、その周辺にエコシステムが出来上がっていますが、家電はそうはいきません。星の数ほどあるメーカーのデバイス同士が繋がるためには、ほんとうの意味での統合されたプラットフォームが必要です。

そして驚くべきことに、LogitecがNest、Honeywell、Philipsなどの有力メーカーに、IoTプラットフォーマーとしてアプローチしているというのです。

Nest(Google)がこの分野を他社に譲るとは到底思えませんが、アプローチとしては非常に面白いし、目の付け所は良いと思います。

一体誰がIoTの「神プラットフォーム」を抑えるのか分かりませんが、日本のメーカーにも是非この分野でイノベーションを起こして欲しいと思っています。ベータマックスとVHSの覇権争いに始まり、DVDとBlurayの争いのような消耗戦はもう止めましょう。もはや家電というモノで勝ち目はなくなりつつある中、IoTのプラットフォームをいち早く抑えることが、唯一の生き残る道ではないかと思います。

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