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パナソニック、MVNO事業を開始 – 法人向けに注力へ | マイナビニュース

本ブログをお読み下さっている方から、こんなニュースあるけど?って教えていただいたので、ご紹介したいと思います。いつもネタに困っているので、こういうタレコミはすごく助かります。あと、自分だけだとどうしても紹介するネタに偏りが出てしまいますからね。ありがとうございます。

B2Bの分野に力を入れるパナソニックが、法人向けMVNO事業を開始というニュースです。
いろんなソースがあるんですが、マイナビニュースが割と詳しく紹介していたので、ここで引用したいと思います。

パナソニック、MVNO事業を開始 – 法人向けに注力へ | マイナビニュース.

ちなみに下記はパナソニック社のサイトにあるニュースリリースです。
パナソニック社のプレスリリース

第一弾として、Let’s Note RZ4シリーズにMVNOサービス対応SIMカードを搭載したモデルを用意するとのこと。IoT時代に則した「何でも繋がる」サービスを素早く提供していくことを狙っているようです。

主なメリットとしては

同社の無線対応機器と保守・運用サービスというハードウェアと通信回線、運用までという一気通貫のワンストップソリューションが提供できる

こと。

ワンストップと言うには、アプリケーションサービスが抜けているような気もしますが、狙いとしてはいいと思います。

M2M/IoTを、「サービスプロバイダ」として提供しようとする場合、アプローチとしては大きく分けて2つあると思います。一つはアプリケーション、あるいはビッグデータ側からのアプローチ。もう一つはネットワークプロバイダ側からのアプローチです。元々通信関連の技術に強みを持つパナソニックがネットワーク側からM2Mにアプローチするというのは、極めて自然な流れと言えるでしょうか。

M2M/IoTのサービスを展開するにあたり、どちらのアプローチが正解というのは無いですし、入り口としては自らの強みを活かせる手段を選択するのがいいと思います。ただ、パナソニックの取り組みで強烈に不満を感じるのは、ニュースリリースの以下の部分。

また、当社の業務用機器や設備機器・システムと無線通信回線プラン、施工から保守・運用までのサービスプランを組み合わせ、ワンストップで提供することにより、購入契約や機器の個別管理にかかるコストを最小化し、これまで以上に価値の高いソリューションを提供いたします。

狙いが「個別管理コストの最小化」や運用の最適化に絞られていて、パナソニックが持つリッチな家電ドメイン、ホームドメイン(パナホーム)、オートモーティブドメインにおける価値の最大化が謳われていない点が気に入りません。

軒並み赤字を垂れ流す日本の家電業界にあって、ひとり気を吐くパナソニック。実態は既存のアセットを売却したり、リストラを進めたりしているのかもしれませんが、M2M/IoTを最大限活用して、今後大きな伸びが期待できる家電やスマートホーム分野で破壊的なイノベーションを起こせるポテンシャルを持ちながら、狙いが管理コストの削減というのは、あまりにも控えめ過ぎやしませんか?

この取り組みはあくまで、「最初の一歩」という位置付けであることを期待しています。

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