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日立イノベーションフォーラム 2日目

少し時間が開いてしまいましたが、10月31日に開催された「日立イノベーションフォーラム」2日目にも参加してきました。

31日の目玉は何と言っても、基調講演のポール・クルーグマン氏(2008年ノーベル経済学賞受賞)、午後イチの大前研一氏。ここでは大前氏の講演について少しご紹介したいと思います。M2Mについても少し触れられていました。

講演は「グローバル競争の考え方、日本企業の戦い方」と題して行われました。グローバル化が進んだこの社会において、大前氏は新しい秩序が生まれていると説きます。大前氏が提唱しているマーケティングにおける3つの「C」(Customer, Competitor, Company)は、今の世の中でははっきり定義できなくなっていると言います。インターネットの普及が進んだ原題では、その境界は確かに曖昧になりつつあります。

さらにインターネット空間とリアル社会の融合が進んでいると言います。そんな中でO2O (Online-to-Offline)といった新しいマーケティング手法や、M2Mに大きな期待が寄せられていると言います。

また全ての企業はそれが医療、農業、サービス業などに関わらず、「テクノロジー」武装必須になります。「モノ」単体のハードウェア・アウトという考え方は止め、産業の垣根を超えて枠にとらわれない新たなイノベーションを生み出すことが期待されているといいます。

こんな世の中にあって、大前氏からは以下のようなアドバイスが提唱されていましたので、簡単に紹介したいと思います。

(a) いろんな国を知ろう
(b) いろんなサイトを使おう
(c) 思考訓練しよう
(d) プロデューサー能力を持とう

(a) これは国を知ろうというよりもむしろ、世界のどの国でどんな施策が行われているのかという社会情勢を知ろうということ。例えばエストニア。あまり意識したこと無い国だと思いますが、この国は大前氏によれば世界一のIT政府だそうです。逆に隣のラトビアは全然ダメだとか。こういう知見は確かに付けておきたいと思います。

(b) いろんなサイトを使おうということですが、こちらもネット社会において、ネットリテラシーを高めましょうということだと思います。様々なアウトソースサービスがあったりします。例えば oDesk (オーデスク)。これはいわゆるクラウドソーシングのようなもの。世界には様々なこういう格安で利用できるサービスがあります。

(c) 思考訓練、あるいは妄想。例えば「セコムを無くすにはどうすればいいか?」やや物騒ですが、こういうセキュリティサービスに変わる何かイノベーティブなソリューションは無いか?と考える事が、面白いイノベーションに繋がると言います。M2Mで日本の電力使用量を2割減らすにはどうすればいいか?なども、考えてみたいテーマです。

(d) そして最後に、プロデューサー能力を持とう。これから様々な仕事がコンピューターやロボットに代替され、より「尖った人」の需要が高くなる現代、新しい企画やリサーチ、コンサルティングなど、付加価値の高い役割の重要性が一層高まります。プロデュース能力を高めて、高付加価値な仕事ができるようになりたいもんです。

というわけで、以上で日立イノベーションフォーラムのご報告を終わります。

ではまた。

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