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M2M/IoTの情報プラットフォーム

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ゴルゴ13に見るプラットフォームビジネスの勘所

昨日、念願のM2M講座として新たなコンテンツを増やすことができました。大変ありがたいことです。

折角M2Mの情報発信基地としての体裁が少し整ってきたような気がする中で、こんな妄想じみたお話をしてみたいと思います。

私は仕事終わりによくジムへ寄ってひと泳ぎします。泳いだ後はひとっ風呂浴びてさっぱりするわけですが、結構長く湯船につかって汗を流します。そうですね、2~30分ほど浸かってるでしょうか。浸かってる間ヒマですから、色々思索するわけです。妄想ですね。このブログに書く内容だったり、今取り組んでる仕事のことだったり、最近ケンカが絶えないネコ達のことだったり、色んなことを考えます。ただ、やはりM2MとかIoTとかの事が多いわけです。それで先日、風呂に浸かっているときに、表題のような事を考えたわけです。ゴルゴ13は良質なプラットフォームなのではないかと。

以前から述べているように、IoTやM2Mを発展させるにはプラットフォームが重要な役割を担っています。コネクティビティを管理、コントロールしたり、デバイス毎のインターフェースの違いやプロトコルの違いなどを吸収してくれるような役割を担うプラットフォーム。あらゆるデバイスから発せられたデータはそのプラットフォームに集まり、そして適切に処理されます。

ゴルゴ13を見てみましょう。
彼は類まれなる身体能力や自己統治能力、集中力などを発揮し、世界最高のスナイパーと呼ばれて各界から大変重宝されています。しかしゴルゴ13だけではその仕事は完遂できるわけもなく、いわばゴルゴを頂点としたエコシステムが出来上がっているわけです。

Slide1

彼が信頼して仕事を任せられる武器屋のオヤジがいて、その武器をグローバルに活躍するゴルゴに確実に届ける運び屋がいます。さらに世界各地に散らばっている情報屋。これら大勢の人々に支えられて、ゴルゴは仕事を完遂できるわけです。

ゴルゴを頂点とするエコシステムだけがあっても、仕事を依頼する人達がいなければ、ほんとうの意味でのエンドツーエンドのソリューションを提供できているとは言えません。ゴルゴを頂点とするエコシステムに顧客を入れた図がこれです。

Slide2

これを見ると、全ての依頼(トラフィックと言っても良いでしょう)はゴルゴを経由し、必要なプロセスがゴルゴ以下のエコシステムによって成し遂げられ、最終的に顧客の依頼を実現しているわけです。これはまさに、ゴルゴ自身が「プラットフォーム」となっていると言っても過言ではありません。そう思いませんか?ちょっと物騒ですが、言ってみればゴルゴの場合は「要人暗殺プラットフォーム」と言えるでしょう。

ゴルゴをプラットフォームとして見た時、そこに必要な条件は下記のようにまとめられます。

プラットフォームの条件
・圧倒的なパフォーマンス(一点突破でもよい。圧倒的な狙撃能力)
・自身を頂点とするエコシステムの維持管理が徹底している
・様々なプロトコル(言語)やインターフェース(武器)に対応可能である
・とにかく、トラフィックをそこに集める、呼びこむ(暗殺といえばゴルゴに依頼する、という常識)
・時間は厳守&後ろには立たない。握手もしない。

私が特に注目したいのは、エコシステムの維持管理が徹底しているというところ。プラットフォームとして多くの人やトラフィックを一手に集める以上、自身を頂点とするプロセスのエコシステムに対する最終的な責任は、プラットフォーム自身にあります。いや、武器屋の爺さんがろくな武器よこさなかったとか、運び屋が期日通りにモノをよこさなかったとか、そういう言い訳はあり得ません。そういうミスには死あるのみです。

一方ビジネスではどうでしょう。確かに自分以下のサプライヤーに対してある程度の責任は負いますが、「飛行機の遅れで荷物が期日通りに届きませんで…」とか、「調達したソフトウェアにバグがありまして……、至急対応するよう伝えましたので」とかいう事態が発生しても、決して死を持って償えなどということにはなりません。そう考えるとビジネスってヌルいもんだなぁと思います。

それはそれとして、プラットフォームとしては、上記のような条件が必須なのではないかと、考える次第であります。

お目汚し失礼いたしました。ではまた。

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