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Kore社がRACOを買収 – FierceWirelessTech

またも業界再編のニュース。

Kore(コア)が Raco Wirelessを買収したようです。

Kore Wireless to acquire M2M provider RacoWireless – FierceWirelessTech.

正確には、北米をベースに活動しているABRY Partnersという投資会社がKoreを買収し、ABRY資本となった新生Koreがキャッシュで Raco Wireless社を買収したとのことです。

買収スキームはどうでもいいんですが、重要なのは様々な携帯回線や衛星を組み合わせて世界最大のカバーエリアを提供する老舗M2MサービスプロバイダーのKoreが、比較的新興勢力のM2M接続プラットフォーム・プロバイダーであるRACOを買収し、ワンストップでM2Mソリューションを提供できるようになったこと。

これでKore単独でプラットフォーム、アプリケーションまでも含めたエンドツーエンドのM2Mサービスを展開できるようになるわけです。記事の後半にもあるように、ワンストップで顧客のグローバルM2Mニーズに応えられるメリットは計り知れません。

また何より、今後大きな成長が期待されるM2M/IoTにおいて、両社が一緒になることでさらなるスケールメリットが出ることが重要なポイントであるといいます。

名だたるビッグプレイヤー達もIoTの世界への本格参入を睨む中、Koreのように先手を打ってポジションを広げていくというアプローチはこれからも増え続けるでしょう。

少し気になるのは、こういった再編は国外市場ではよく聞こえてくるんですが、国内からはあまり聞こえてこないことです。このままだと国内のプレイヤーは、再編されてより筋肉質になったグローバルM2Mプレイヤーを相手に競争をしなければいけない状況に置かれます。既にThingWorx / Axeda といった超メジャープレイヤーがPTCに買収され、再編の真っ最中です。

国内ではシステムインテグレーターが自前で足回りからアプリケーション周りまで用意しているケースも多いですが、果たしてそれで戦えるのだろうか。スピード感にせよM2Mにおける経験やノウハウの蓄積にせよ、今のところ全てにおいてグローバル再編組がはるかに先を行っていると言わざるを得ません。

M2Mプロジェクト成功の秘訣の一つは、パッと決めてサッと実行に移すことです。簡単なことではないんですが、リスクばかり考えていたら新しいことは何も出来ませんからね。僕も微力ながらこのあたりの力になれればと、日々活動しています。

ではまた。

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