m2m box

M2M/IoTの情報プラットフォーム

By

IoTに何が望まれているのか (Infographic) | Entrepreneur

ともすればIoTというバズワードだけが独り歩きして、結局のところ「IoTって何だっけ?」って思っている人もいるかもしれません。日常生活で利用できるIoTをまとめているインフォグラフィックスを載せている記事がありましたので、ご紹介します。

What Consumers Want — and Don’t Want — From the Internet of Things (Infographic).

往々にして、消費者は自分が求めているものを知りません。自分に一体何が必要なのか、何があれば楽しくなるのか、あるいは節約できるのか。iPhoneが登場した時、日本では多くの評論家があんなものは必要ないし、ユーザーはこれまで通りのフィジカルなキーボードを欲しているし、カメラも貧弱だし、受け入れられるわけがないという論調だったのを記憶しています。しかし蓋を開けてみれば、iPhoneのシェアは日本が世界でも最大ですし、発売日には何日も前から行列ができるほどです。iPhoneというこれまで見たこともなかった新しいデバイスを手にして初めて、これが欲しかったのだと気づいたわけです。

IoTの世界においても似たようなことが起きていると思っていて、消費者はIoTとやらで何ができるのか分かりません。そこで事業者はIoTを含んだ生活のストーリーを語る必要があります。IoTで世界はこんな風に変わる、引いては日々の生活がこう便利になる、というようなストーリーです。

その点、インフォグラフィックスというのは全体のイメージやストーリーをパッと理解するためには最適なメディアだなぁと。

IoTインフォグラフィックス

IoTインフォグラフィックス

この絵には何が最も望まれていて、何がそれほど望まれていないのかが紹介されています。

最も望まれているもの あれば便利 なくても構わない
・冷蔵庫
・電球、電灯
・スプリンクラー
・体重計
・水道
・洗濯機、乾燥機
・コーヒーメーカー
・オーブン
・掃除機
・パッケージフード
・ヒゲソリ
・おむつ
・歯ブラシ
・ワインボトル

なるほど。
この辺は日本の生活環境と欧米のものではかなり異なる部分もありますから、一概に比較はできませんが、大体そんなもんかという納得感はあります(個人的にはオムツ交換のタイミングを教えてくれるのは便利だなぁと思いました)。しかしここで挙げられているのは結局のところ「スマート家電」と呼ばれるような、リモートでコントロールできるような機能があれば足りるようなものもありますので、その辺りは注意が必要です。

単体で見ていくと、スマホと繋がる体重計やコーヒーメーカー、歯ブラシなどは既に市場に出回っています。しかし「IoT」という括りで見た場合に重要な点は、これら全てが共通のプラットフォームを介し、シームレスに管理・コントロールすることが可能で、それによって生活の質が向上することです。

現状だと、それぞれのマシンがそれぞれ勝手なプロトコルで動いて、別々の制御アプリケーションが要求されます。メーカーが異なれば当然お互いに繋がるはずもなく、このままでは船頭多くして船山に登る状態です。くどいようですが、IoTが本当の意味で普及するためには、やはりこういったメーカー毎に異なるインターフェースやプロトコルを吸収できるセキュアなプラットフォームが望まれます。もちろんインターフェースやプロトコルの標準化を進めることも重要ですが、もしそうだとしても、やはりプラットフォームの重要性は変わりません。

それについては本ブログでも「誰がIoTの神プラットフォームを作るのか」や、「ARMがIoTプラットフォームを構築」などで繰り返し述べています。

個人的には、パナソニック辺りがプラットフォーマーとしてかなりいい位置にいるんじゃないかなぁと思ったりしています。標準化とかそういう動きには日本勢は弱いんですよね……などと言ってる状況じゃないので、パナソニックに限らず、日本のメーカーには是非頑張ってほしいと思っています。

ではまた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - IoTに何が望まれているのか (Infographic) | Entrepreneur
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Share on LinkedIn

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です