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セミナーレポート:「アフターマーケット・ソリューション・セミナー in東京」

みなさん、こんにちは。M2M Masterです。

いつもM2M講座をご覧いただきましてありがとうございます。(M2M講座の目次はこちら

本日は、クオリカ株式会社が主催した「アフターマーケット・ソリューション・セミナー in東京」というセミナーに参加しましたので、そのレポートを記載させていただきます。

アフターマーケット・ソリューション・セミナー in東京の演目はこちらのサイトに記載されています。
http://www.qualica.co.jp/event/20141126.html

クオリカ株式会社は、同様の内容のセミナーを11月27日(木)に大阪で、28日(金)には名古屋で開催するようです。

さて、実際のセミナーの内容は、前半は株式会社日本能率協会コンサルティングの方々よりメインテナンス部門のプロフィットセンター化というテーマのプレゼンとなっていて、後半はクオリカ株式会社が提供する「CareCube」「CSS-Net」および(サイトには記載されていませんが)「QlikView」という製品の説明が行なわれました。

クオリカ株式会社は、もともとは建設機械メーカのコマツの情報システム部門が分社化した会社であり、現在でも売り上げの過半数はコマツ向けのビジネスになっているとのことです。コマツといえば、M2Mのシステムとして世界的に有名な「KOMTRAX」を開発し利用している会社であり、クオリカはKOMTRAXの開発や運用に関与することによりM2Mに関する豊富なノウハウを持っているSIerということになります。
今回紹介された製品のうち、CareCubeというのはM2Mのシステムであって、モバイル端末やデータ通信、サーバアプリを含む総合ソリューションとなっています。CSS-Netというのは、Webパーツカタログという呼ばれ方をしていますが、実際には交換パーツに関する情報を表示するだけではなく、障害が発生した装置の過去のメインテナンスの履歴なども管理する統合的な顧客管理システムに近いものとの印象を受けました。
また、QlikViewは、BI分析ツールであり、CareCubeで取得した各装置の稼動情報などをもとに経営判断のために利用できる情報を提供するシステムとなっています。

この製品群が順番に説明されると、M2Mで取得されて蓄積されたデータが、他の手段による顧客との接触の履歴とも統合された形でアフターサポートに生かされ、さらに経営判断のための情報の取得にまで使用されていくという筋書きが完全に頭に浮かんできます。現在連載中のM2M講座では、今後の講座にてM2Mで取得されたデータがビジネス上でどのように利用されるかを説明していく予定ですが、その内容を考える上でも非常に役に立つセミナーでした。
ちなみに言いますと、前半の日本能率協会コンサルティングのプレゼンは、あくまでもメインテナンス部門の視点からのみの内容になっていて、M2Mシステムを経営支援のためのシステムととらえる視点は欠如していたように思えました。クオリカの自社製品の紹介のほうが経営支援までも見据えており、むしろクオリカのほうがコンサルティング能力が高そう、と思わせるような内容だったというのが率直な感想です。プレゼンの中で随所に盛り込まれたKOMTRAXでの経験も含めて、クオリカ株式会社のM2Mのサプライヤとしての能力の高さを実感でき、たいへん勉強になったセミナーでした。

今後のM2M講座では、このセミナーで得られた知識も生かして、M2Mが実際に企業のビジネスにどのようにメリットを生み出すかという点に切り込んでいく予定です。今後のM2M講座の連載もお楽しみに。

 

 

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