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Numerex がサテライトM2Mに新たな旋風を巻き起こす | M2M World News

M2Mにも定額制使い放題の波が押し寄せるでしょうか。

引用元: Numerex Launches Enhanced Satellite Data Solution | M2M World News.

一般的に、M2Mで使用されるモバイルネットワークや衛星のコストは「従量制」です。○○MBでxx円。それを超えると1MBあたりyy円、といった感じ。何故かと言うと、多くのM2Mアプリケーションは、決まったフォーマットに基づいたデータを、ほぼ定期的にサーバーにアップロードしてアセットの可視化を実現する、あるいは遠隔からコントロールするといった目的がほとんど全てという世界で発展してきたからです。

このような使い方においては、毎月一定量のデータを粛々と使い続けるので、インターネットのように「使い放題」である必要性があまりなかったわけです。

ところが最近では、クラウドサーバーやストレージ、M2M通信モジュールの低価格化などによって、M2Mの裾野がかなり広がってきました。その結果様々な使い方の需要が喚起され、セキュリティカメラなどの大きな画像・動画の送信であるとか、よりリアルタイム性の高い使い方などに対する要望が、かなり高まってきています。

このような変化に対してモバイル事業者が展開するM2Mの料金プランは、キャッチアップしきれていないというのが現実です。

今回取り上げたニュースは、モバイル事業者が提供する通信サービスをすっ飛ばして、衛星通信サービスを使い放題にするというもの。これは正直驚きです。

果たして幾らで提供するサービスなのかは、このニュースを見てもNumerexのサイトを見ても分かりませんし、また通信速度なども分かりません。分からないことだらけですが、インパクトはかなり大きいです。

恐らく通信速度を落として、最大でもそれほど大量のデータは流せないような仕組みになっていると思われますが、少なくとも少量のデータを頻繁に流したい、リアルタイムで機械や装置の死活状態をモニタリングしたい、などという需要には十分応えられるのではないでしょうか。

しかも衛星ですから、モバイル通信がカバーできないような山の中や海の上、露天掘りをしている鉱山などでも恐らく通信できるでしょう(衛星とはいえ、国毎の規制やカバーエリアの限界はもちろんありますが)。

無線通信とは言え、周波数などのリソースは限られていますから、一概にすぐに何でもかんでも繋ぎっぱなしにしてデータを使い放題にできるわけではありません。しかし時代の要望は確実にそっちの方向に動いています。Numerexはそこに風穴を開けることができるのか。今後の動向に引き続き注目していきたいと思います。

ではまた。

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