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M2M/IoTの情報プラットフォーム

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m2mbox的2014年10大ニュース

今年も残すところあと僅かになりました。
そこで2014年を振り返って、m2mbox的に「これは!」と思ったニュースや出来事を振り返ってみたいと思います。このサイトで取り上げたニュースから10個選んでいますので、やはりというか、結構偏りはあります。プラットフォームネタが多いなぁ。

古い順にピックアップしています。

SASがIoT/M2Mのビッグデータ分析を対象に新事業部を設立
M2Mへのアプローチの仕方の流れが完全に変わったなと思ったニュースでした。これまでのM2Mは、発生するデータをどう集めるかという点に重きを置いているケースが多かったような気がします。言ってみればテクニカルドリブンですね。技術的にどう実現させようか?が主役だったと言ってもいいかもしれません。しかし時代は集めたデータをどう活かすか、いかにマネタイズするかに確実に移っています。ビッグデータからのアプローチです。

ドコモ、M2M機器用「eSIM」を提供へ
このニュースが発表される以前、ドコモはボーダフォンとM2M領域で手を組んで、グローバルカバレッジを広げていくという意思を公に見せました。ところがeSIMという書き換え可能なSIMをドコモで利用できるようにすることで、世界に打って出ようという、言わばボーダフォンの提携とは真逆の意図の戦略をここで発表したわけです。これはある意味驚きました。果たしていいとこ取りができるのか、それともどっちつかずになってしまうのか…。

誰がIoTの「神プラットフォーム」を作るのか
果たして誰が「神プラ」作るのかは、年末の時点でまだ混沌としている状況ですが、このニュースでインパクトがあったのは、パソコン周辺機器メーカーといってもいいLogitech社がIoTプラットフォームを牛耳ろうという動きに出ていることでした。実現可能かどうかは置いとくにしても、動く方向としては非常に面白いと思います。

ARMがIoTプラットフォームを構築
上のLogitechに続いてまたプラットフォームですが、今度はより実現可能性の高いIoTプラットフォームと言えるでしょう。モバイル機器向け半導体で大きなシェアを持つARMが用意するIoTプラットフォームであれば、これはちょっと無視できないでしょう。

Apple SIM は eSIM プラットフォームを牛耳るのか
AppleのeSIMです。これを見るまでAppleがeSIMの特許を持っているとは思ってもみませんでした。AppleがIoTの世界をどう見ているかはっきり分かりませんが、影響力があるのは間違いないので、注意深くウォッチしていこうと思います。Appleのことだから囲い込む方向に行きそうですが……。

パナソニック、MVNO事業を開始 – 法人向けに注力へ
パナがB2Bの方向へ舵を切りました。その一つの施策としてのMVNOです。通信周りの技術は元々非常に強いので、親和性は高いと思われます。課題はモノ売りからサービス提供へのビジネスモデルの転換です。

NetComm Wireless 社が元気いい
昨日だかおとといにも、また新しいアライアンスを組んで欧州へ拡販をするというニュースが出ていました。基本的に通信ターミナルだけを販売しているNetComm社。非常にうまく事業展開していると思います。いつも感心しています。確かに製品ラインナップは結構絶妙なところを突いているんですよね。

日本で初めてのUBIがリリース
日本の自動車保険に風穴を開ける最初のUBIという意味で、非常に大きな意味を持つものだと思います。これをきっかけに、UBIが普及することを願っています。次期バージョンでは通信機能付きを期待したいですね。

テックマヒンドラ社、UBIのプラットフォームをリリース
各ソリューションに最適化する形で垂直統合による発展をしてきたM2Mは、水平統合する方向に向かっています。ところがテックマヒンドラ社はあえて、UBIというキラーアプリ専用のプラットフォームを開発しました。これは目の付け所が素晴らしく、眼から鱗が落ちる思いでした。

韓国SKテレコムが世界初のIoTプラットフォームを開発
「なぜ韓国で!?」という思いが先行したニュースでした。その他の色々なニュースを合わせてこれを改めて考えてみると、やはり韓国の電機メーカー等の強力な後押しがあるようです。しかし、プラットフォームできました、さぁどうぞ。といって簡単に使われるほど単純な世界ではありませんから、今後の標準化やマーケティングによる拡大策が果たしてどう奏功するか、見守りたいと思います。

2014年の日本におけるM2Mは、「コンセプト」から「ハンズオン」にまで降りてきたという印象でした。M2Mって何?から、どうやったらM2Mでやりたい事を実現できるかを実際に手を動かして考える人が増えてきたような気がします。爆発的な普及にはもう少し時間がかかりそうですが、M2Mの根は、しっかり張られてきていると思います。

ではまた。

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