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2015年の IoT/M2M 大予測 | M2M World News

皆様、新年明けましておめでとうございます。本年も本ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

さて2015年の幕開けは、Machina Researchによる2015年のIoT/M2M大予測からです。以下の記事より。

Ten Predictions for Internet of Things and M2M in 2015 | M2M World News.

1. IoTはエンタープライズ向けに実装が始まる。IoTは今のところ、まだ海のものとも山のものとも判断しかねているという段階でしたが、2015年には様々な分野において商用IoTの立ち上がりが見られるでしょう。

2. パッケージソフトの台頭。いわゆる「アウトオブボックス」(箱を開けてすぐ使える)のIoT/M2M製品が長く望まれてきましたが、これをサポートするプラットフォームやソリューションが台頭してくるでしょう。やはり産業用途に大量に使われるシナリオが有力です。

3. M&Aの加速。2014年は、PTCによるAxeda、ThingWorxの買収、KoreによるRACOの買収、そしてSierraによるMaingateの買収など、本ブログでもお伝えしたようなメジャーなM&Aがあったのは記憶に新しいところ。2015年はさらにその動きが活発になると予測されています。その動きは大きく分けて二つに分かれると見られます。一つはデータ分析系の企業が自社のポートフォリオを拡充するためにするM&Aです。もう一つは、Kore/RACOのようにM2Mバリューチェーン全体を提供できるサービス・プロバイダーが非常に魅力的な「買収ターゲット」に成り流れが出てくるでしょう。いずれにせよ、2015年の業界再編は目が離せません。

4. スマートシティがいよいよ実現。IoT/M2Mを語る上で常にバズワードに上がるスマートシティですが、なかなか実現には至っていません。しかし2015年にはいよいよ実現しそうです。便利さを追求するというよりも、電力消費を削減するという現実的な方向の実現になると見られています。

5. 大手OSベンダーがコネクテッド・カー分野に殴り込み。大手OSベンダーが革新的なデバイスとプラットフォームを引っさげて、コネクテッド・カー分野を引っ掻き回すでしょう。OBDベースのデバイスで魅力的なものも散見されますが、いまいちスケールしていません。「巨人」にとって魅力的なメーカーもいくつかありそうですから、ここでも統合などが進むかもしれませんね。それにしても「メジャーOSベンダー」ってどこでしょう。やはりリンゴですかね?

6. ケータイがIoTのゲートウェイに。スマホが、ウェアラブルやiBeaconなどのインターフェースとしての利用が進むと見られています。さらに面白い使い方としては、スマホをビッグデータ分析の分散処理に利用するという考え方。プロセッサやメモリ的には十分実現可能ですので、あとはどう実現するかでしょうか。

7. アバターの年。標準化されたウェブAPIを利用したアバターがインターネット上のモノを表現するようになるため、開発者が通信プロトコルを気にする必要はなくなります。つまりIoTの標準化が進むということでしょう。

8. 規制との絡み。規制当局はIoT/M2M分野に関する規制により一層注意を払いだしています。これには良い面、悪い面双方あります。例えば携帯無線通信のパーマネントローミングに関する規制に関しては、不確定なところや流動的な面も多く、M2M実装に際しては負の側面を持っています。また同時に、規制当局が産業育成的なアプローチでIoTを進めていきたいという動きも見られます。

9. セグメント化と役割分担。あらゆる問題を解決する夢の様なIoTなど今のところありません。各プレイヤーはそれぞれの得意分野を活かし、役割を明確にした上でサービスを提供していくことになります。

10. プライバシーとセキュリティ。プライバシーとセキュリティは最も重要な問題の一つになります。複雑なIoTアプリケーションにおいては、これまでとは異なる考え方が必要になってきます。IoTにおいては、しっかりと全体を見通した、エンドツーエンドのセキュリティ設計が重要です。またIoTという世界においてデータを共有するにあたり、適切にプライバシーが保護されるということも、非常に重要な問題です。これらに対する見通しが立たない限りは、IoTの発展は難しいと言っても過言では無いかもしれません。

2015年はIoT/M2Mにとって飛躍の年になりそうな気がします。助走がかなり長かった気もしますが、まぁ助走がながければ長いほど飛べる距離も大きくなるでしょう。私もこの業界に身をおくプライヤーの一人として、IoT/M2Mをしっかり盛り立てて行きたいと思う次第です。

2015年のm2mboxもひとつよろしくお願いいたします。

ではまた。

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