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NTT コミュニケーションズがグローバルIoT/M2M市場へ参入 – MarketWatch

NTTコミュニケーションズがグローバルM2Mマーケットに参入。最初は香港とタイでローンチしますよというニュースリリース。

引用元: NTT Communications Enters Global M2M / IoT Market – MarketWatch.

グローバルモバイルネットワークと、NTTコムの Arcstar Universal One というサービスが提供するセキュアなVPNで繋いで、グローバルM2Mをワンストップで提供しようという狙いです。

NTTコミュニケーションズが提供するグローバルM2Mですから、当然足回りのネットワークを中心としたM2Mソリューションとなっています。かねてより本サイトで主張しているような、いわゆるグローバルMVNOといったような立ち回りでグローバルでのモバイルM2M通信を提供する形になっているようです。ニュースリリースによると、本サービスでカバーしている国は約200カ国となっています。ほぼ世界中といっていいでしょう。

NTTコミュニケーションズがこのようなサービスの提供を始める背景には、少なくとも次の二つの理由があると考えられます。一つは、グローバルM2Mに対する需要の増加です。産業用機械や自動車など、日本から世界に向けて輸出される製品は多々あります。これらに対してM2Mを適用することで、製造業者はより良いサービスを提供することが可能になります。これまでは自社の工場内や国内で閉じていたサービスを、グローバルに展開する必要が出てきたということ。いや、正確には需要は以前からありましたが技術的に実現可能性のハードルが下がってきたというべきでしょうか。

二つ目には、M2Mでやりとりされるデータ量の増大です。これまでのM2Mでは様々な制約からデータを削りに削って収集するといったようなことが行われていました。またM2Mモバイル通信の料金体系は基本的に従量課金のケースが多いです。ところが昨今のM2Mにおいては、例えばセキュリティカメラの動画を送るであるとか、稼働データをリアルタイムでサーバーに送り続けるなど、データがどんどん大きくなる傾向にあります。インターネットの成り立ちを見てもこれは必然で、実情に合わせてモバイルキャリアの料金体系も変化が求められている次期に来ていると思います。まぁそれは置いとくとして、現実として大きなデータを収集する必要性が高まっているケースは増加しています。ところがこれをグローバルローミング等でカバーしようとすると、料金面で不安が生じます。したがって、NTTコミュニケーションズのように、各国それぞれのキャリアをワンストップで利用できるようなサービスが重要になってくるわけです。

様々なキャリアからデータを集めてくるクラウドもNTTコムから提供されているわけですが、そこへのデータ流入のインテグレーションをどのように実現しているのかはもう少し確認を進めたいと思っています。恐らくキャリアとNTTコムの間にジャスパーのようなプラットフォーマーが入ってるのではと思いますが。

いずれにせよ、このような動きは今後増えてくるでしょう。以前報道にあったGoogleの通信キャリア参入というニュースも、GoogleがMVNOとして立ちまわるというシナリオです。恐らくGoogleのこの動きは米国内に留まらずグローバルに展開すると思われます。そうなると益々グローバルM2M通信のハードルも下がるわけで、ユーザーにとっては歓迎すべき動きではないでしょうか。

かなり面白くなってきましたね。
ではまた。

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