m2m box

M2M/IoTの情報プラットフォーム

By

IoTとは人類の拡張:オライリー氏、IoTを語る – NYTimes.com

Web2.0という概念を提唱したティム・オライリー氏が、Q&A形式でIoTについて語りました。

Tim O'Reilly Explains the Internet of Things – NYTimes.com.

曰く、多くのIoTの定義は間違っていると。ざっくり言うと、あらゆるモノがインターネットに繋がって様々な変化が起きますよ、というのが現在広く言われているIoTの定義です。IoTって何ですか?って聞かれた時に答えるのって、確かに大体こんな感じですね。

ところがオライリー氏によると、IoTとは「人類の拡張(human augmentation)」であると言います。

センサー技術の活用やデータ主導の意思決定などが可能になることで、IoTにおけるアプリケーションはこれまでのものとは全く異なります。その一つの例として上げられているのが、タクシー配車アプリのUberです。Uberのドライバーは、いわばリアルタイムロケーションが明らかになっている、拡張されたタクシードライバーであり、利用者はいつ迎えの車が到着するか把握している、拡張された乗客です。

もしこれが無人自動車であれば、これぞまさにIoTとして簡単に理解されるでしょうが、Uberも既にIoTの一例です。

新しいテクノロジーが現れる時、人はまず既存のマーケットのやり方を踏襲します。ただしより効率的な方法で。例えばインターネット界においては、ウェブ広告のパイオニアと呼ばれるGNNが、新聞広告と同じやり方でインターネット上に初めて広告を掲載しました。その後グーグル検索の登場により、ウェブ広告のあり方はガラリと変わりました。そして現在ではソーシャル・ネットワークへと発展しています。つまり、ビジネスモデルは新たなテクノロジーとより親和性の高い方向で変化していくということです。

オライリー氏は、IoTにおいてキーになるのは双方向接続可能なセンサーであると言います。それによってデータを運び、また状況の変化にリアルタイムに対応することが可能となります。そしてその裏でビッグデータ解析などのプロセスが走りあらゆるものを管理する。例えばGoogle Nowというアプリケーション。Google Nowはリアルタイムで大量のデータを解析し、そしてその動きを予測します。この技術はIoTの世界において非常に重要な技術です。IoTの世界が広がれば、身の回りのデバイスが様々な方向から人の動きや活動を予測するようになってくるでしょう。

と、こんな具合です。
IoTとは人類の拡張という提言は確かにその通りだと思います。もう少し具体的には、人の能力を拡張するツールということになるでしょうか。離れたところにあるモノのステータスをリアルタイムで把握して、そして大量の情報を処理して適切なアウトプットを得るという意味で、人類を拡張する技術と言えます。

IoTはインターネットに次ぐ、これから最も革新的な技術と目されています。オライリー氏が言うように、まだこの段階では既存のビジネスをやや便利に移植するというビジネスモデルが主流になるでしょうが、これからまさにこれこそがIoTだと言えるビジネスモデルが登場するのを楽しみにしたいと思っています。というより、この事業に関わるものとして、一歩でも先に進めるよう努力したいと思います。

ではまた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - IoTとは人類の拡張:オライリー氏、IoTを語る – NYTimes.com
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Share on LinkedIn

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です