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富士通など、M2M技術を活用した建物のエネルギーマネジメントを実証 | マイナビニュース

M2Mを活用したエネマネの実証実験で、一定の効果が得られたというニュース。

富士通など、M2M技術を活用した建物のエネルギーマネジメントを実証 | マイナビニュース.

富士通、沖電気、日本大学、北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)の4者にて2013年の7月から2015年の1月まで、約1年半に渡って行ってきたエネマネの実証実験の結果、約20%のエネルギーの削減が可能というシミュレーション結果が得られたそうです。

実はM2Mを導入することによる費用の削減効果(ROIなど)って、これまであまり正確な数字は存在しませんでした。少なくとも私の知る限りは。あくまで一般的にという枕詞付きで、M2Mの導入による費用削減効果は平均的に約20%程度であるという風に言われてはいました。少なくとも私はそう言っていました。ただしその20%というのは、メンテナンス費用であるとか、エネマネであるとかをあまり区別せずに、大まかに言って20%程度のコストカット(OPEXで)が可能であると。

それがこの4者の1年半にも渡る実証実験で、しっかり根拠のある数字としてエネルギー削減効果は20%であったと示されたのは、とても意義のあることだと思います。これからそういったHEMS、BEMSといったエネルギーの可視化ソリューションを導入しようとするコミュニティーや企業などは、ある程度正確な期待値を見積もった上で導入の判断ができることになります。

例えば年間のエネルギー消費が100万円というケースがあるとします。20%の削減が期待できるわけですから、年間20万円の費用削減です。エネマネのシステムのランニング費用と初期導入費用を勘案して、果たしてエネルギー可視化ソリューションはペイするのかどうか、簡単に見極めることができるようになるわけです。これは導入を検討しているところにとっては朗報でしょう。

また各々しっかり役割分担がされており、富士通はサービスプラットフォームの開発、沖電気は通信インターフェースの共通化、日大はエネルギー需給のモデル化、そしてJAISTはコミュニティ・シミュレーションといった格好。m2mbox的にはやはりプラットフォームがどういったものなのかが気になるところです。富士通のニュースリリースによると、「建物内の機器やネットワーク情報を遠隔から正確に把握し、保守を容易にする遠隔保守技術を開発した」とあります。クラウド上のミドルウェアを介して、デバイスとアプリケーションの双方向の通信が可能になる新たなアーキテクチャを開発し、ITU-Tで国際標準化したということです。

これ、具体的にどういう風に実現しているのかすごく気になります。国際標準化されたという資料を読み解くしかないかな。ちょっと時間見つけて探してみたいと思います。何にせよ、とても面白く有意義な取り組みだと思います。

ではまた。

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