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テロを知らせる「報知器」を開発-発砲や爆発現場を瞬時に特定 | WSJ

しばらく間が空いてしまいました。
言い訳がましいですが、欧州からグループCEOが来日したため、その対応と宿題が大変で。サラリーマンの宿命ですな。

そのCEOと話をするにつけ、やはり欧州のIoT化のスピード感と日本のそれとは、大きな開きがあるなぁという印象です。日本企業の現地支社などが欧州でIoTプロジェクトをガンガン進めているにもかかわらず、日本ではそういった取り組みが行われていなかったりします。IoTを利用するエンドユーザーの意識が異なるのはもちろんですが、やはり日本全体でまだ少し様子見感が強い気がしますね、欧州に比べると。やはり以前から主張していますが、「とりあえず少しやってみる」という姿勢が大事だなと思いますね。そのためには「とりあえずちょっとだけ試せる」ような仕組みとかパッケージ的なものがないといけませんね。

さて、今日ご紹介したいのはこんな記事です。

情報源: テロを知らせる「報知器」を開発-発砲や爆発現場を瞬時に特定

フランスで痛ましい事件がありました。そういった事象をいちはやく検知して、必要なアクションを出来る限り早く起こすという社会的に価値のある取り組みを、GEとカリフォルニアのSSTという会社が共同で始めました。

もちろんこういった取り組みは一朝一夕に実現できるものではなく、SST社は既に20年近い期間を費やして開発を続けてきたと言います。

具体的には、ネットに接続されたマイクを使って、三角測量の要領で発砲や爆発などの位置を特定するものだそうです。ショットスポッターと呼ばれるこの仕組は、設置費用が安くないため、普及は限定的でした。しかしGEと提携したことによって様子はガラリと変わりました。

GEはスマート街灯を推進しており、そこにはショットスポッター用のセンサーとなるのに必要なものが全てそろっていたそうです。つまり、街がGEのスマート街灯化してくれば、あとはショットスポッターのソフトとマイクがあれば、テロの報知器が出来上がるというわけです。

ショットスポッターは、機械学習を使うことで、銃声や爆発音と周囲の雑音を区別するといいます。これ自体でテロを防ぐことはできませんが、迅速な対応を可能にすることで被害を最小限にすることはできそうです。

機械学習、ネットに繋がるセンサーやマイク、スマート街灯という社会インフラとのコラボ。IoTのお手本のような事例だと思います。ショットスポッターのようないわばニッチなソリューションがGEという巨人のインフラと出会ったことで、世界中に一気に広まる可能性が出てきたことなんかも、非常に面白い点だと思います。

ということで、SST、ショットスポッター、ちょっと注目してみたいです。
ではまた。

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