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2016年 IoT 予測(第一弾) – Giulio Coraggio Blog

新年明けましておめでとうございます。今年もm2mboxをよろしくお願いいたします。
昨年よりは少し更新頻度を上げたいと思います。

浮かれ気分の1月は、2016年の展望についてまとめた記事を中心に紹介していこうかと思っています。

まずはこちら。

Top 5 Internet of Things predictions for 2016 – Giulio Coraggio Blog

2016年にIoTで起きる5つのこと。
ちなみに2015年版は<こちら>から見ることができます。今見れば、当たり前じゃんってなこともある気がしますが、2015年の初頭ですのでなかなか大したものなのかもしれません。

さて2016年版、見ていきましょう。

1. ビッグデータとはIoT機器を通じてあらゆるデータを集めるものではないという認識が定着する

ともすれば、あらゆるデータをとにかく集めるというのが、ビッグデータの本質と思われているフシがありますが、そうではなくなる。プライバシーに関する厳しい規制によって、プライバシーに関する企業のコンプライアンスは大きく変わるだろう。「あらゆるデータ」ではなく、利用目的に合致したデータのみ収集、利用するという流れが主流になるだろう。

2. IoTに関する法律の施行
2016年の半ばにも、EUはIoTに関する法律を施行するとしている。とはいえ、今現在でもIoTは野放しというわけではなく、これまでの技術、通信、製品の製造責任等に関連する法律は今でも適用されている。しかしIoTに特化した法律が無いのは、逆にIoTの成長を妨げる要因にもなり得るため、現状をきちんと反映した法律の立案が必要。

3. プライバシーは必須
IoTのプライバシーに関しては未だ曖昧な点が多々ある。プライバシー保護をあらかじめ組み込んだIoTのデザインをすることが、コレに対する唯一の解である。特にEUにおいてはこの動きはより顕著。

4. サイバーリスクに対する対応策の標準化
2015年に様々なサイバーリスクが生じたことで、#3で述べたプライバシーデザインの重要性が高まったとともに、そのようなリスクに対する標準的な対応策の策定が急務である。例えば米国のコネクテッド・カーでは産業界主導でこのような標準化が進んでいるが、広く普及するためには政府によるお墨付きは必要。

5. 仕事環境に入り込むIoT、リスク管理はどうするか
様々な環境に既に利用されているIoTではあるが、そのリスクを理解してそれに対応するための手順をきちんと確立させることが重要になる。例えばIoTを利用して従業員の稼働データ等が分かるようになり、効率化が進む反面、どこまでそのデータを活用することができるかというバランスは十分議論される必要がある。何かプライバシーリスクが起きた時の適切な対応手順が重要。

だそうです。
これを見ると、IoTをどう使うかというよりも、活用した上でどうリスクに対応するかに焦点が絞られているように見えますね。導入フェーズから活用フェーズに移行していると言えそうです。しかし我が日本では正直まだこの段階まで議論は進んでいないような印象ではありますね。そういう意味で、IoTに関してはまだタイムマシーン経営的な動きは可能なのかもしれませんが。とはいえ非常に動きの早い昨今のIoTです。とにかく素早い対応をすることはいずれにせよ必須だと思います。

ではまた。

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