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テレマティクス保険:安全運転へIT開発 損保で広がる – 毎日新聞

2016年はいわゆるテレマティクス保険が日本でも本格的に普及しそうです。

ソース: テレマティクス保険:安全運転へIT開発 損保で広がる – 毎日新聞

各保険会社毎に特色はありますが、基本的には運転者の自動車の運転の仕方をセンサーなどを利用して計測し、スコアリングして、ドライバーの安全運転度をモニターするというもの。その結果に従って、例えば保険料が安くなるとか、何かもらえるとかするようです。

英米では2020年までに自動車保険の3割をテレマティクス保険が占めるだろうと予測されています。

ただこれって、欧州なんかだと、自動車の保険料が比較的高かったりするので、安全運転度に従って保険料を安くするとかいうと、ドライバーにとっては利用する十分なインセンティブにはなり得るんですがね。日本だとそもそも保険料が欧州程高くなかったりするので、導入のインセンティブは今のところそれ程強くないかもしれませんね。

リンクの記事によると、アクサ損保が昨年10月にこういった取り組みを始めたんですが、安全運転度上位にランキングされたドライバーは何か景品がもらえるということです。何がもらえるんでしょうか。しかし安全運転することばかり気になって逆に事故起こしたりして。

ちなみにアクサダイレクトがテレマティクスに関して下記のようなコンテンツをまとめています。
教えて!テレマティクス保険
結構わかりやすくまとまっています。

テレマティクス保険で僕が保険屋さんに期待するのは、やっぱりデータの分析、解析から得られる事故の知見とかの共有ですね。テレマ保険やれば、恐らく膨大なデータが集まるでしょうから、そこから得られる一件事故の原因とは無関係そうなデータが以外にも事故と高い相関関係を持っていた、とか、そういう分析結果に期待したいですね。

そうやってどんどんデータを蓄積していって、社会から事故が少なくなることが、テレマ保険のもう一つの望ましいアウトプットかなと思います。そのためには、データは各保険会社で閉じてちゃいけませんね。理想を言えば、全ての自動車の稼働データが社会全体の共通財産として集約されて、そこから各社独自のサービスを生み出して差別化していくというのが望ましいと思っていますが、そんなことすぐには起こらないでしょうね。

BMWやメルセデス、レクサスなど既にインターネットに繋がる環境を持っているクルマが増えてきています。つまり各自動車OEMは自社でクルマの稼働データを収集しているわけですね。そこにさらに追加して各保険会社が各々データ収集のためのデバイスを配って、そこから稼働データをまた独自に集める。つまり同じようなデータ(当然データの種類や量は異なりますが)を別々に集めて、貯めて、利用するわけですね。何か無駄な気がしませんかね?

いっそ、クルマのデータが向かうところは全て国とかが用意して、それを社会インフラとしてみんなで使ったらどうでしょ。社会主義国家みたいでちょっとアレですが、データ収集コストを仮に税金で賄うとしてもそれを補って余りあるだけの効果はある気がします。事故の減少、燃料の節約、その他様々な効率化施策などなど。

ちょっと論点が発散してしまいましたが、いずれにせよクルマのデータを収集するというのは、かなり破壊力のあるソリューションに繋がるものだと思います。どしどしやってほしい。

ではまた。

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