m2m box

M2M/IoTの情報プラットフォーム

By

ハイプサイクルにおけるIoTの位置づけはどこか

技術のハイプサイクルっていう概念があります。
ガートナー社が最初に提唱した概念で、Wikipediaによると「特定の技術の成熟度、採用度、社会への適用度を示す図」と説明されています。

559px-Gartner_Hype_Cycle.svg_

Wikipediaの説明によると、ハイプサイクルは以下の5つの段階で構成されています。右側の解釈はm2mbox独自です。
1. 黎明期:出会い。新しい恋の予感
2. 流行期:相手に対する過度の期待や妄想が生まれる。勝手に盛り上がってる状態
3. 幻滅期:あ、その程度だったんだ?と急激に熱が冷める。LINEもしなくなる
4. 回復期:ひょんなことから焼けぼっくいに火が灯る。種火はくすぶっていたのだ
5. 安定期:結婚。安定的な関係を築く

こんな感じでしょうか。さてこれに倣うと、今さかんに喧伝されているIoTは一体どの位置にいるんでしょう?

多くの人は#2の「流行期」にあると思われているんじゃないでしょうか?
「IoT」としては確かにそうかもしれませんね。ただ、IoTを過去の「M2M」「ユビキタス」「サイバーフィジカル・コンピューティング」などから連綿と続くものと見れば、既に回復期から安定期に入っていると見て良いかもしれません。

IoTは時代とともにその名を変えて生き残ってきました。
ただ、「IoT」と呼ばれだしてから確かに過度な期待が生まれだしたのは間違いないですが、そのコアな部分は全く変わっていないと思います。

やっかいなのは、時代とともに新たなコンセプトや技術がどんどん取り込まれて、見る人や使う人にとってその意味が少しずつ異なるところでしょうか。リテール向けには強力なマーケティングツールになるし、産業機械向けには、効率的な生産やメンテナンスの武器になります。個人向けには便利なスマートホームのツールだったり健康管理やペットの管理にも役立ったりします。

その意味で、IoTというもの自体が、この世のあらゆる活動のプラットフォームになりつつあると言えそうです。

一般的に世の中を構成するコアプラットフォームは次の3つです。コミュニケーション(通信)、エネルギー、そして輸送。これらが存在しないと世の中は成り立たないんですが、IoTはその全てを包括するプラットフォームと言っちゃっても言いすぎじゃないと思います。

そんなわけで、今日はIoTをちょっと俯瞰してみました。
ではまた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - ハイプサイクルにおけるIoTの位置づけはどこか
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Share on LinkedIn

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です