m2m box

M2M/IoTの情報プラットフォーム

By

IoT時代のモノづくり提案 海外工場、スマホで制御 パナソニックがシステム外販 生産調整きめ細かく :日本経済新聞

パナ・ウォッチャーとしてこのニュースを取り上げないわけにはいかない。

ソース: IoT時代のモノづくり提案 海外工場、スマホで制御 パナソニックがシステム外販 生産調整きめ細かく :日本経済新聞

稼働を遠隔監視するだけではなく、スマホを使って国内から海外の生産設備を動かすことのできる仕組みです。

そもそも繋がっていない工場が多い中、こういうアプローチで裾野を広げて徐々に繋げていって、それから本格的な生産の自動化や最適化、予防保全や少量多品種生産の効率化などに繋げて行くことができれば素晴らしいと思います。

そこでキーになるのが、やはり頭脳にあたるソリューションの部分で、今のままだと単なるリモコン2.0です。

FA分野で強いのはやはり強いPLCを持っているところですから、パナがこの分野に切り込むにはかなり出来の良いソリューションを提供する必要があるでしょう。三菱電機なんかは、自社のPLC(シーケンサー)を導入している工場には、可視化や最適化のソリューションを無償提供するみたいなスキームがありますから、並大抵のことではひっくり返らないですよね。

日経の記事では、今後3年間で国内外の情報システム会社や機器メーカー100社と提携し、IoT技術を使うシステムの開発を進めるとありますが、この辺りも少し気になるところ。100社全てでシステムの開発費(つまり人月費用)が発生するような組み方だと、普及は難しいでしょうね。2018年度にIoT機器とサービスで500億を掲げていますから、単純に100で割ると1社5億。5億使ってリモコン2.0入れようと思う会社は相当レアじゃないでしょうか。機器にいくら掛かるか分かりませんが。

パナと言えば先日、2018年度売上高10兆円の目標を撤回したばかりです。その額は8兆8000億円に下方修正されました。下げた上で営業利益は5000億としています。一般にサービスの利益率のほうが高いですから、IoTサービスに力を入れるというのは方向としては正しいと思います。が、可視化やリモコン的な機能を提供するにとどまらず、生産管理や機械学習の機能まで提供して、本当の意味での下から上までのFA向けIoTソリューションを展開することが重要じゃないかなと思っています。

「何か新しいことを始める」ということが、こういう大企業では最も大変なことだと思いますから、この取り組みはまずは高く評価したいと思います。相変わらずパナには上から目線になってしまいますが、愛です、愛。

ではまた。

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - IoT時代のモノづくり提案 海外工場、スマホで制御 パナソニックがシステム外販 生産調整きめ細かく :日本経済新聞
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Share on LinkedIn

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です