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個人情報を晒してカネを稼ぎたいやつなんているの?→意外とたくさんいる:インテル調査 : FUTURE TECH : Tech Times

興味深い調査結果です。

インテルの調査によると、実に半数以上(54%)の回答者が、金銭的と引き換えにスマートホームを構成する機器などから個人情報を提供することを望んでいるそうです。インセンティブをクーポンや割引券などまでに広げると、実に7割が提供に支障がないとしています。

ソース: Who’s Willing To Share Personal Data For Money? A Lot Of People Will, A New Intel Security Survey Says : FUTURE TECH : Tech Times

調査対象国はオーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、インド、メキシコ、イギリス、米国で、9000名に対して行いました。更に興味深いのは年齢別の差異。

ミレニアル世代(大体1980年〜2000年に生まれた世代。いわゆるデジタル・ネイティブですね)では個人情報の提供に関してよりオープンな傾向が見られ、金銭と引き換えにしてもOKという割合は77%にも上ります。

しかし同時に、回答者の66%はセキュリティリスクを懸念しています。この辺り、カネを取るかリスクを取るかという葛藤が見えますね。

インテルセキュリティのCTO、Steve Grobman氏によれば、スマートホームに関連するデータを活用することで日々の生活がより便利なものになる。今回のサーベイで、多くの人が自身のデータで金銭的なリターンを得られることを良しとしていますが、同時にセキュリティリスクへの懸念も存在することが明らかになりました。依然としてセキュリティの確保はIoTの基本であり、きちんと対応できればIoTの活用はより進むだろうと述べています。

より厳しいセキュリティを実装することが、当面のセキュリティリスクへの対応となり得ますが、それに対しては75%の回答者がいちいちパスワードを覚えていなきゃいけない状況にうんざりしています。これに対する代案としては、54%が指紋認証、46%が音声認識、そして42%が虹彩認証といった認証方法を望んでいるようです。

こういったセキュリティへの懸念がありながらも、75%の回答者は個人情報を危険に晒しながらも、光熱費の削減やよりエコな生活を実現できる手段としてのスマートホームの効果に期待しています。

m2mbox的には、セキュリティの懸念やそれに対する対応の重要性は変わらないながらも、そのリスクを補って余りあるベネフィットがIoTにはあると考えています。ですから乱暴な言い方ですが、つべこべ言わずに早くやれということ。今や生活のインフラとして欠かせなくなったインターネットもかつては同じ議論がありましたが、もう忘却の彼方です。技術は常に発展し続けています。同じようにセキュリティ技術もどんどん上がります(まぁ悪意あるハッカーのウデも同時に上がりますが)。石橋を叩いて渡るのは結構ですが、叩きすぎて渡れないということにならないよう、適切なリスク管理と少しの勇気で、IoTをどんどん活用していって欲しいと思います。

ではまた。

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