m2m box

M2M/IoTの情報プラットフォーム

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モノのインターネット、実は「閉じた世界」 – WSJ

そうそう、そうなんですよね。

現在のモノのインターネット(IoT)は、本当の意味では接続されていない電子機器の寄せ集めで、「閉じた世界」にすぎない。

情報源: モノのインターネット、実は「閉じた世界」 – WSJ

先週、M2Mサミット(仮)という会合にウェアラブル機器とかプラットフォームやられている方がいらっしゃいました。その時にも話したんですが、いわゆるウェアラブルとかそういう機器って、そこに閉じちゃってるんですよね。だから飽きる。

ガジェット好きにはたまらないツールだし、フィットネス好きの人達にも特定目的での使用を前提にしてそれなりに受け入れられているウェアラブル(特にフィットネストラッカー)ですが、それだけなんですよね。どれだけ歩いたか、走ったか、活動したか、消費カロリーはどれくらいだとか。その機器に紐付いたアプリが独自に算出して色々教えてくれます。その機器メーカーがなくなればそのサービスは無くなるし、何より横につながらないです。せいぜいFacebookに「どんだけ走ったぜ」とかアップする程度。

これが、例えば保険会社とかかかりつけの病院(が使うシステム)とか、スーパーマーケットとか色んなものと繋がれば、世界はグッと広がりますよね。この人はこれだけコンスタントに走ってるので、一般的に健康リスクは運動しない人より低いから、保険料は安くできるとか、かかりつけ医がデータ見て、最近走ってる時の心拍がちょっと、とか、継続的に記録されている血圧値にすぐアクセスできるので、診断がしやすいとか。あるいはこれだけの消費カロリーだから、こういう食材でこんな晩ゴハンどうですか?なんてスーパーからクーポンとか受け取れたり。

M2Mという呼び名からIoTに変わりつつあるわけですが、ソリューションのサイロ化というかビジネスモデルを含めたアーキテクチャはM2Mと変わらないですよね。IoTというからには、「インターネット」なわけで、そのインターネットは「オープン」で「ベストエフォート」なんです。

そのインフラに乗る前提なので、IoTも原則的にオープンでベストエフォートなんです。オープンであるからには横のつながりが重要で、これが行き着く先は多分「ソーシャル」です。

その意味で、M2Mという仕組みとIoTという仕組みは違っていていいし、M2MというものはM2Mという名で残ってしかるべきだと思うんですね。

リンク先の記事に「必要なのは強力な公的機関の関与」とありますが、僕はインターネットという自由な世界に公的機関があまり強く関わるのはちょっと危険だなという感覚もありますが、インフラ自体というよりもそれを取り巻く仕組み(保険とか金融とか)がIoTというインフラを使って活用できる取り組みは必要だと思いますし、それこそが公的機関がやらなきゃいけないところなのかなと思います。

そんなわけで、今のIoTはかなり閉じててちょっとクールじゃないぜ、という話でした。
みんなユルく繋がるのがいいと思います。

ではまた。

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