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M2M/IoTの情報プラットフォーム

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IoTはエコシステムって言いすぎじゃないのか

7月1日から新しい職場での仕事が始まりまして、ちょっと落ち着かないような状況でした。
といってもまだ特に落ち着いたという様子はないんですが、あまりに更新しないのもいけないので、今日思ったことを少し書きます。

今日、とあるIoTのセミナーみたいなものに参加してきました。
スクール形式ではなく丸テーブルで、基調講演をいくつか聞いた後に、テーブルのメンバーで色々とディスカッションするという形式でした。つい喋りすぎてしまいました。

そこで、当たり前のように「IoTにはエコシステムが重要」って話が出たんですね。もちろんそれに異論は全くありません。ただ、違う見方をすると、それにこだわるあまり前に進めていないこともあるんじゃないか? …続きを読む «IoTはエコシステムって言いすぎじゃないのか»

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ハイプサイクルにおけるIoTの位置づけはどこか

技術のハイプサイクルっていう概念があります。
ガートナー社が最初に提唱した概念で、Wikipediaによると「特定の技術の成熟度、採用度、社会への適用度を示す図」と説明されています。

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Wikipediaの説明によると、ハイプサイクルは以下の5つの段階で構成されています。右側の解釈はm2mbox独自です。
1. 黎明期:出会い。新しい恋の予感
2. 流行期:相手に対する過度の期待や妄想が生まれる。勝手に盛り上がってる状態
3. 幻滅期:あ、その程度だったんだ?と急激に熱が冷める。LINEもしなくなる
4. 回復期:ひょんなことから焼けぼっくいに火が灯る。種火はくすぶっていたのだ
5. 安定期:結婚。安定的な関係を築く

こんな感じでしょうか。さてこれに倣うと、今さかんに喧伝されているIoTは一体どの位置にいるんでしょう? …続きを読む «ハイプサイクルにおけるIoTの位置づけはどこか»

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ウェアラブルが本格普及するにはあと5年ほど必要

近頃は猫も杓子もウェアラブルです。
かく言う私も、Misfit Wearable から出ている Shine という、睡眠と運動のトラッキングデバイスを右手首に常に着けています。

しかし個人的には、いわゆる巷で言うウェアラブルデバイスって中々定着しないんじゃないかなぁと思っています。

多分ですけど、人って「属性」みたいなものが重要で。属性って何かというと、例えばパソコンに向かって何か見たり打ち込んだりすること(仕事とかネットサーフィン)、健康のために泳ぐこと、同じく走ること、ケータイを耳にかざして電話すること、とか。それぞれにおいて、今自分は◯◯をしているんだという、タグ付けみたいなものだと思って下さい。そういう属性を外に向かって無意識に発露しています。周りの人も、ある意味共通化された属性のアイコンを見て、あぁあの人は今◯◯をしているのだなと認識します。そういう社会のコンセンサスみたいなのがあります。 …続きを読む «ウェアラブルが本格普及するにはあと5年ほど必要»

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m2mbox的2014年10大ニュース

今年も残すところあと僅かになりました。
そこで2014年を振り返って、m2mbox的に「これは!」と思ったニュースや出来事を振り返ってみたいと思います。このサイトで取り上げたニュースから10個選んでいますので、やはりというか、結構偏りはあります。プラットフォームネタが多いなぁ。

古い順にピックアップしています。 …続きを読む «m2mbox的2014年10大ニュース»

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M2M講座 第5回 – [コラム]電子部品商社と日本の製造業を語る

今回は、講座の流れからは外れまして、「コラム」としてM2M業界の発展において大きな役割を果たした電子部品商社についての解説を記載いたします。
M2M講座の目次はこちら、前回の講座はこちらに掲載されています。

[コラム1] 電子部品商社と日本の製造業

私は、現在は海外企業の一員として外国人に囲まれて日々の業務を行なう身であるが、日本の電子機器メーカが海外製の部品を調達する際に、電子部品商社を介在させることについて、そもそもなぜそのようなことをするのかが外国人にはまったく理解されなかったという経験がある。すなわち、この風習は日本企業特有のものなのだ。このコラムでは、日本の電子部品商社の役割を確認するとともに、このモデルが日本の製造業にどのような影響を与えているかを考察することとしたい。

まず国内の電子機器メーカが海外製の電子部品を購入する際に果たす電子部品商社の役割についてまとめたい。
・物流に関する商習慣の違いの吸収
・契約上のリスクの回避
・通貨の為替レートに関するリスクの回避
・輸出入手続きの実施
・品質保証や有害物質含有に関する国内企業特有要件への対応
・部品を組み込む際の開発サポートや周辺機器の提供
・取引口座の新設の回避 …続きを読む «M2M講座 第5回 – [コラム]電子部品商社と日本の製造業を語る»